そんなわけで、11月! 三連休も最終日となりました、良いお天気に恵まれて行楽日和な日曜日!
風も涼しく、日差しはぽかぽか! お散歩には最高の一日ですね♪
お散歩のついでにお顔を見せてくれると店長嬉しいです°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
さてさて、今日は久しぶりに店長のかしこさが1上がる耳より話でも書こうと思い、あれこれ本をひっぱり出して読んでおります。
今回は猫さまでいこうと、テーマはこれ!
「日本で一番古い猫の名前」! です!
猫さまのお名前で、スタンダードなところをあげますと「タマ」、「ミケ」などなどあるかと思うのですが、はてさて一番古く記録に残っている名前はなんじゃろなと調べてみました!
猫の名前が出てくる最も古い文献、それは「春はあけぼの」で有名な「枕草子」だそうです。平安時代の女流作家・清少納言が書いたものですね。
その中に、当時の帝・一条天皇が飼っていた猫について書かれた一文がありまして。
※画像はイメージです。
そこに書かれた猫の名前が「命婦の御許(みょうぶのおもと)」という名前なんだそーです。
「命婦」っていうのは貴族の位である「五位」を表し、「御許」っていうのが高貴な女性への敬称だったんだそーです。実際、一条天皇は「命婦の御許」ちゃんに「従十五位下」という中流貴族の位を授けています。一条天皇はものすごい猫スキー…。
で、清少納言もその猫スキーな一条天皇と猫を見て、枕草子に「猫さまがめっちゃかわいいので、天皇がデレデレです(超意訳)」というようなことを書いています。
ちなみに当時宮中には「翁丸(おきなまる)」というワンコもいたそうなんですが、この翁丸が命婦の御許ちゃんにちょっかい出したことがあるそうで。そうしたら一条天皇、めっちゃ怒って翁丸に厳しい罰を与えたっていうことも枕草子には書かれているそうです。翁丸…(T_T)
調べてみると、平安時代はかなり猫さまスキーな人が多かったようで、他の天皇や貴族たちは猫さまを飼っていた人がちらほらいらしたようです。みんな愛らしい猫の魅力にメロメロになっていたんですかね?
店長のかしこさが1上がりました!